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〈黒獅子物語6〉永き願いの果て
文庫/486p/​2021年11月初版

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魔術師の笑う決戦の地へ、
黒獅子王と竜騎士は天地を駆ける。

STORY

グレイが〈闇の種〉の悪夢から救出したのは、始祖王エドゥアルガスの花嫁・巫女シャラーラの魂だった。魔術師ラミナスによって千年の未来へ拐かされた彼女は、同じく千年を越えてきた〈海の花嫁〉エルミタルヤと再会。一方〈御山〉を支配下に置こうとする偽姫シアの宣言により、リディは次なる〈海の花嫁〉として水の神殿に囚われてしまう。救出に向かったヴァルトに明かされる衝撃の真実の数々、黒龍アイディーンが告げるセレス・フィナ姫の危機とは。近づく魔女の処刑に黒獅子たちは鎧を纏い、剣を取り、鬼神の心を取り戻すため、少女は一人死地に立つ。決戦の鍵となる聖剣と始祖王の亡骸は、愛するテュミルの魂は今いずこ。黒獅子と白薔薇の物語、ここに完結。最終第六巻。

「人生は旅だ。躓き転ぶこともあれば、溺れることもある。でも懸命に生きていれば、誰かが見ていてくれる。助けてくれる。手を差し伸べてくれる。俺にとってそれは、テュミル、君だった」
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黒井ここあ・ちょこれいつ黒井吟遊堂
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